クラスメソッドの『AWS re:Invent』参戦記録を振り返る #reinvent
クラスメソッドでは、海外カンファレンスへの参加も積極的に実施しています。(※2018年途中までの更新となっていますがまとめエントリは以下をご参照下さい)
その中で最も活動が活発であり、また(会社として)費やすリソースが一番大きな規模となっているのが、毎年11月末〜12月初旬に米国ラスベガスで開催されている『AWS re:Invent』です。
今年(2019年)も2019年12月02日〜06日の日程、米国ラスベガスを開催地として例年通り催される予定となっており、社内でもぼちぼち参加希望メンバーの募集が始まっている状況です。
この『AWS re:Invent』については、クラスメソッドとしても暫く前から会社として参戦を続けています。そこで当エントリではこれまでの参加記録をデータで振り返ってみたいと思います。
これまでの参戦回
クラスメソッドとして、社員が『AWS re:Invent』に参加し始めたのは『AWS re:Invent 20132012』が最初です。以降、人数規模を拡大させながらこれまで6年連続(2013〜2018年)で参加を続けています。2017年からはクラスメソッドとしての『イベント専用ポータルサイト』を設けて会社全体でイベントを盛り上げています。
追記:上記で「参加し始めたのは『AWS re:Invent 2013』が最初です。」と書いていましたが、正しくはAWS re:Invent 2012が最初でした。弊社代表取締役:横田が現地参加しています。(※詳細は下記エントリを参照ください)
AWS re:Invent 2013
AWS re:Invent 2014
AWS re:Invent 2015
AWS re:Invent 2016
AWS re:Invent 2017
AWS re:Invent 2018
参加人数&ブログ本数遷移
計6回のイベント参加を経て、クラスメソッドがどれだけの人数を送り込んできたのか。また全体でどのような成果を挙げてきたのか。年毎の数字を見ていきたいと思います。
まずは参加人数。イベントには現地参戦組(実際に開催地に赴いて生でイベントを楽しむ)と日本待機組(Web中継を通じてセッション動画を鑑賞したり、現地メンバーとのやり取りをしながら技術検証を行う)に分かれています。下記の『イベント参加人数』については現地参加組の人数でカウントしています。2017年から一気に倍々ゲームの形で人数規模を拡大していますね。(ポータルサイトを設ける形になったのも2017年からです)
いっぽうこちらは『ブログ投稿本数』の遷移となります。クラスメソッド社員として『AWS re:Invent』に参加する際の条件・基準は幾つか存在するのですが、その中の一つに『イベント参加の成果をアウトプットとして出すこと』が求められます。分かりやすい指標値として『参加レポートブログの本数』があります。近年は現地参加メンバーは参加前に『私はこの本数書きます』と宣言し、以後一定期間の間にその目標本数を達成すべくブログ執筆に勤しみます。(※宣言するメンバー個人の宣言値にもよりますが『10本』が一定の基準値(達成すべき値)となっています。)
その数字が積み上がったものが下記のグラフとなります。こちらについては現地参加組(青)、日本待機組(オレンジ)で本数を色分けしてみました。人数と同様(人数に比例して)、投稿本数についても右肩上がりの数字を記録出来ているようです。
Tableau Viz:シリーズ及び個人別の投稿記録
「AWS re:Invent」に関連する投稿データを元に、TableauでちょっとしたVizを作成してみました。いずれも選択肢を変更・指定可能です。
使い方の解説です。「参加範囲」は、現地参加したときの記録のみを表示させるのか、「日本待機」組の記録のみを表示させるのか、はたまた両方を合わせて表示させるのかを指定します。色の表現は2桁投稿以上を緑、2桁投稿を達成できていない場合は赤で表しています。re:Invent参加を行う上での「ノルマ」として一定のラインをクリア出来ているか否かの指針ですね。
ちなみに佐々木 大輔は過去2014年より5回連続で参加しており、且つシリーズ累積の投稿本数がちょうど100本となっていました。これはスゴイ記録ですね!
上記「参加範囲」とその右にある「著者名」は連動して絞り込み検索が可能となっています。参考例として、私のデータを試しに見てみます。私自身は現地参加は2015年のみで、その他の年(2017年を除く)については日本待機の形でブログを投稿していました。「参加範囲」を切り替えて見ることでそれぞれの実績を確認する事が出来ます。
「AWS re:Inventに関する投稿記録」の下には、「AWS re:Inventに関する投稿詳細」及び「Developers.IOにおける著者の年月別投稿本数実績」が確認出来ます。後者についてはAWS re:Inventにこれまでに参戦していないメンバーについても表示可能です。なので「今回新たに参加を表明しているが、これまでのDevelopers.IOの投稿実績はどのような状況であるか」といった確認にも利用可能です。
まとめ
という訳で、AWS re:Inventにおけるこれまでの記録を振り返ってみた(振り返ることの出来る)データのご紹介でした。
今年(2019年)参加意思を表明している皆さんとしては「今回はxx本書くぞ...!」という決意を新たにして頂く形で、また担当部署の方々やDevelopers.IO読者の方々におかれましては「この著者は今年は何本書くんだろう...」という感じでこれからのイベントに向けて楽しみにお待ち頂けますと幸いです。